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名古屋タブレット祭・前編 [カカオとショコラ2015]

この袋の中に入っているのは
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たっぷりタブレット。貴重な、そしてなかなか自分だけでは買い揃えることが出来ない高級モノが
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勢い余って?多くの皆様のご協賛の下、今年もたくさんの種類が集まったので
秘かに?テイスティング会を開催する運びとなったのです。

12月の特別講習の経験を踏まえまして
以下、メーカー名(国名・無いものはフランス) カカオ生産国(生産地) 品種(特に明記されているもののみ記載) カカオ率
写真の無いものは12月の在庫の残りなので当時の画像は
http://kisake2.blog.so-net.ne.jp/2014-12-13
からどうぞ。

先ずはレアキャラから順番に頂くのが鉄則なので
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アランデュカス エクアドル ナショナルアリバ 75%
何度見てもこの美しい模様にはテンションが上がります。
裏の表記を見て塩入りだったのですが、塩味という訳ではなく(後日他の種類を確認したところそれぞれ微量は入っているみたい)
あ~~アリバの香り。

続いてのレアモノは勿体無くってホンの少しだけ残してあったお宝を。
マドレチョコレート(ハワイ)ドミニカ 70%
トリプルカカオ
もう、ホンの少しずつだけ。いや、でもこれは食べておかないといけないので。
カカオポッドの中にある白い果肉は現地に行かねば食べられぬ憧れの果実。
そのライチのような風味だという噂のカカオパルプ
それを実感できる貴重なタブレットですもの!これは他では味わえないものね。 

今度は揺ぎ無いドモーリのIL100%を先ず頂いてから
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他の100%を食べやすいものから順番に食べ比べてみることに。
最初に左端の
ローベル(マダガスカル)ファインダーク マダガスカル産100
カカオ豆、カカオバター、大豆レシチン
続いて中央の
ペック カカオ・パートゥ  エクアドル・ゲアキル
カカオマス100%
最後に
ベルナション パートドカカオ
カカオマス、カカオバター、バニラ、乳化剤(大豆由来)

ドモーリの完成度の高さを確認するためのコーナーかも。お馴染?のペックのも皆さん食べやすい感じです。←もう既に全員オタ??
お約束にベルナションは100→75→100で食べて感覚がこうも変わるのか?を実感しましてニヤリ。

ドモーリの今シーズン新作も開封
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エクアドル・アリバ ヴィクトリア(右)
ベネズエラ サンホセ農園 クリオロ オクマーレ77(左) 
ドモーリの判りやすいところは、お値段に比例する味わい(たまたま好みと合致しているからかもしれないけど)なので、試食はリーズナブルなものから
ヴィクトリアは華のある明るい味わいでスッキリした味わい。
オクマーレ77はドモーリのクリオロライン特有のまろやかな、クリーミィさが楽しめる特別の1枚。

で、次に何を食べるか??
ちょっと趣向を変えてドモーリのラッテサル(塩ミルクチョコ)を。

そしてアジア編へ
昨年に続いてマルゥ ベトナム ベンチェ(メコンデルタに位置するベンチェ省産カカオ)
初めて食べた時はその強烈な香りに正直面食らったのですが、2度目となるとすんなり受け入れられる。
このマルゥのシリーズは毎年ラインナップに加えたいくらい面白い。
DSCF9932.JPG
中南米には無いオリエンタルな風味、というとインドネシアも欠かせない。
残してあったボナのスラバヤ ミルク 65%は放出するつもりだったのですが
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ヴァンデンダー(ベルギー)ジャヴァ64%をタイミング良く譲っていただけたので、
それならばと
ブノワ・ニワン(ベルギー)クーベルチュール バリ72% トリニタリオ 62時間
も追加してしまったのです。
スラバヤはキャラメルのような甘みの後に
ジャヴァは最初からパチーンと
バリは(これはミルクではないので純粋比較にはならないですが)狙ったような口どけの中から
「インドネシアのあの香り」が現れる。独特のチーズを思わせる発酵香、だからレ(ミルク)にするパターンが多いのかしらん。

ブノワ・ニワンは今シーズン初めて食べるショコラです
DSCF9934.JPG
勉強不足だったのですが、知れば知るほどソソラレるカカオオタさんらしく
コンチング時間まで表記するなんて(それも種類によって違う)普通しないしね
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エクアドル 73% トリニタリオ(オーガニック) 65時間
これは全員唸る美味しさ!
困っちゃいますね・・・これ、ホントに高価なんですよ。
こんなに美味しいと判ってしまうと、もうもう来年が怖いんですけど(^^;

カカオベルトの旅はまだまだ続きますよ~
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何処に行くの??って皆でツッコんでしまったよ★

この後はショコラティエさんのノワールタブレットをカカオ昇順で

アンリルルー
ノワールシニャチュール 60

ジャン=シャルル・ロシュー
タブレットノワール 62%カカオ

ピエールマルコリーニ(ベルギー)
サンビラーノマダガスカル グラン・クリュ72
マダガスカルのサンビラーノ産トリニタニオ種のみ

アンリルルルー
フォルス・ユイット 80%ブレンド
風力8というネーミングにも惹かれますね
ブルターニュ地方で吹く強い風と力強いカカオをかけてあるのですって。

ピエールマルコリーニ(ベルギー)
フルールドカカオピュアオリジン85
エクアドル産ナショナル種&ガーナ産フォラステロ種ガ&キューバ産トリニタリオ種のブレンド

パトリック・ロジェ
ノアールBRUT85

こんなにハイカカオのタブレットをパクパクする贅沢、なかなか出来ないよね。
少しずつしか用意できなかったのですが、それぞれどれも甲乙つけがたく。

あまりにも沢山だったので(そして写真を撮る余裕ほぼ無く)順番があやふやなのですが
長くなりすぎるので後半戦へ続きます★
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