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睦月寒雨洛楽・その4 [週末のこと]

もちろん愛信堂さんへもお邪魔しまして
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今年もよろしくお願いいたします!ということで
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お餅は3つ入りの栗入りぜんざいと
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御題菓子は蓬きんとん製の「若菜摘み」
大切な人の長寿を願いながら早春に野草を摘む帝(光孝天皇)
博識のご主人からの栞を読みながら頂くとまた格別の味わい
下の句の「我が衣手に」の通り
雪のような薯蕷餡のきんとんが蓬の野に舞う、なんという雅なお菓子でしょう!

そして2017年最初のワガママを
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ホントは冬至だけの柚子きんとん
しんしんと寒い冬の静寂に輝きながら消える流れ星のよう
一緒に頂いたお茶は・・・何と木瓜なんですって★
木瓜と言っても和木瓜とはチョッとまた違うものだそうですが
少し甘味を加えた可憐な香り、柚子ともぴったりだったのです

そしてお土産に干支菓子を
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「玉の輿」の由来となった桂昌院さんも
こんな可愛いお菓子になってるのを知ったらきっとビックリしちゃうでしょうね
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写真がヘタ過ぎるのですが、実物はそりゃもうカワイイ度200%だったのよ!
もちろん頂くときには「ゴメンよ~」と詫びながら食べなきゃいけないんですけどね

ところで、
初えびすと言えば、尾張と関西では時期も縁起物も違うと知って
(関東以北では初えびすもマイナーのようですね)
「商売繁盛で笹持って来い」の語源は尾張えびすでは???
関西では熊手ではなく「福笹」に縁起物の福笹飾りをオプションで付けて1年間飾るのだとか
尾張ではもう終わってるタイミングでしたが、関西では十日えびす(8日から10日)なのですって
次回お邪魔するときには新しい福笹を見せていただけるって訳ね
同じ言葉でも地域によって違うことが判って、互いに「へぇ~」ってな楽しい時間

そろそろ、と思ってからがなかなか腰が上がらないのが困ったとところ
今年こそ・・・と思う密かな願いは果たしてどうなる??京都編、残すはあと1軒デス
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