SSブログ

栗きんとん祭2016 [週末のこと]

栗きんとんの食べ比べをやってみたかったんです!!
・・・と言っても緑屋さんしか行ってないでしょ?
栗きんとんと言えば中津川でしょ??

いやいや、ちゃんとそこはヌカリ無く
朝早くから中津川の栗きんとんをHさんが御用意して下さって
DSCF1354.JPG
そして栗きんとんだけでなく栗粉餅までも←このお菓子に付いては最後に♪

まずは栗きんとん精鋭選手紹介から
DSCF1355.JPG
もはや全国区の「すや」
そして加子母の「仁太郎」と付知の「一茶堂」
黄色い包みが八百津の「緑屋老舗」であります
*緑屋のみ「栗金飩」と表記しますがこのエントリ中では「栗きんとん」で統一
DSCF1359.JPG
写真では解かりにくいけれど色もそれぞれ違います
↑右上「すや」だけが飛びぬけて茶色なのです
断面も見てみると
DSCF1362.JPG
いずれのお店も栗の粒粒がちゃんと残っています
そして栗きんとんの厚みがかなり違うことも判ります
ちなみに左上から時計回りに
一茶堂 230円 25g 栗の粒が大きめでほくほくした素朴な味わい Tさん、Hさんイチオシ
すや 237円 26g 渋皮は入っていないものの茶色が強く野性味あり
仁太郎 230円 24g ふわっとした食感で素直な味わい
緑屋 180円 29g 黄色が綺麗で香りも良く優しい味、そして大きい

原材料も記載しておきます
一茶堂 栗(国産) 砂糖
すや 栗 砂糖
仁太郎 栗 砂糖
緑屋 栗(岐阜県産) 砂糖 トレハロース 塩

*トレハロースは砂糖の一部置き換えとして使用される天然由来の食品添加物ですが
規制の厳しい先進国でも使用されていてデメリットないようです←ご存知の方はご教授ください
メリットは保湿性が高く(砂糖も保湿性があるものの量が増えれば当然甘くなりすぎるので)
求める甘味としっとり食感に仕上げる為には便利な素材で使用されるお店も珍しくありません
「砂糖も大昔とは製法も変わっているため同じ量を使っても当時と同じにはならないのです」
というお話を某老舗和菓子店若旦那さんから伺ったことがあります

栗 栗(国産) 栗(岐阜県産)の違いは興味深いところですね
ちなみに緑屋さんは9月下旬に購入したものも岐阜県産でした
一般的には出始めは熊本産(収量全国2位)が殆ど、収量では茨城産がダントツです(3位は愛媛)
当然ながら韓国、中国産の栗も日本国内に沢山流通していますから

栗きんとんは多くのお店で通信販売もしていますが
やはり出来たてを当日中に、という鮮度が命のお菓子の代表格
取り寄せでエージレス入り栗きんとんを買うくらいならば
栗を使った別のお菓子を買った方が良いかな、と個人的には思います

そして栗きんとん以上に足の速いお菓子
DSCF1356.JPG
栗粉餅(中津川では概ね11月中までで販売が終わってしまうそうです)
そぼろ状の栗ペーストをお餅にまぶしたものなので
ギュっと絞ったきんとん以上に乾燥しやすい最速ランナーなお菓子
佐和家さんのをHさんが買ってきて下さいました
追い鰹、ならぬ「追い栗」用の追加栗そぼろが添付されているのが嬉しい♪
DSCF1364.JPG
佐和家さんでは「栗こ餅」と表記するのですね
原材料は 餅米(国産) 栗 砂糖 トレハロース 食塩
ポロポロして食べるのがナカナカ難しいのですが
半分に切って満遍なく栗粉をまぶしていただくのが良いのかな

皆で並べて食べ比べたら楽しいだろうな~という目論見通り
とっても楽しい栗祭りとなりました♪ご参加の皆様ありがとうございました!

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。