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伊賀上野三歩・その2 [週末のこと]

伊賀の街を歩いていると必ず目に入ってくる芭蕉翁にまつわる看板
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こちらが29歳まで過ごした生家だそうで、立派な枇杷の木が茂っておりました
「古里や 臍のをに泣としのくれ」
旅に出てからも幾度か帰郷していた芭蕉が
貞享4年(1687)の暮れに生家で自分の臍の緒を見つけ詠んだものだそうで
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正面玄関に廻ると町家風の佇まいで表札は当然ながら松尾さん。

進路を南に変えて農人町へと路地を進みまして

こちらも伊賀に来たら絶対に寄りたかった藤岡組紐店さん
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伊賀の工芸品と言えば組紐が真っ先に挙がるでしょ
名古屋の百貨店で伝統工芸士の奥様とお話する機会があって
(前出の鎌田菓子店さんも藤岡さんのご紹介なのです)
お店を訪ねてみたいとずっと思っていたの
伝統工芸品って・・・というイメージが覆されること請け合い
お洒落番長☆椎名林檎さんも愛用されていて、紅白出演時や
VOGUE授賞式のお写真を見せていただきつつ暫し時間を忘れます~

藤岡さんを出てすぐ目の前にある道標
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この踏切の道路標識、まだ機関車マークのが残っているんだ!

そのまま進むと当然踏み切りがありまして
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さりげなさすぎる広小路駅、大きさの感覚としては叡山電鉄一乗寺駅くらいかな~
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銅板細工屋さんの軒下に吊るされた鶴にびっくりしつつ・・・

あ、
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いせやさんに戻って来ちゃった!
今度は菅原神社の境内を抜けまして
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残念ながら正面鳥居の脇にある蔵、1時間ほど前は開いていたのに既に仕舞われていました。
上野天神宮(菅原神社)の秋の祭礼に繰り出される9基のだんじりもユネスコ無形文化遺産登録されたそうで
山車でも鉾でもなく呼称が「だんじり」であるところが興味深いですね。

そのまま商店街を進みますと
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判りにくいけど赤い街路灯に忍者がまとわり付いてるし
レコード屋さんのビクター犬は忍者装束だし
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忍者屋敷風な構えの証券会社の照明にツバメさん着々と竣工中

伊賀上野で多分一番メジャーな和菓子店
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さすがに立派な構え(隣には洋菓子部あり)
手裏剣形のかた焼きがあったり
不思議な要冷蔵和菓子があったり
こーゆーのが需要にマッチしたお菓子なんだろうなーって。

グルリと中心部を歩いただけで、のつもりが
既に1時間半も経っていました・・・その3へ続きます!


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