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月とピエロのパン研究小屋・その2 [agréable]

初めての朝は少々面食らう空間だったのですが
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翌朝は普段の空気に包まれていて。昨日はB面、今日がA面という感じだろうか。

わざとゆっくり目の時間に訪ねると、パンはもう全く残っていないのです
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岸辺エコ袋×2に詰められた子たちと、あとはスコーンの焼き上がりを待つ状態

で、あるならば
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この場所を堪能するしかないでしょう。
「バゲット、少し切ってバターサンド食べて行って良いですか?ハーブティとカフェオレも」
「ええ、もちろん!」
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昨日の朝のカウンターで、お隣女子二人組みのコレを見て
あああ
と思ったものの、とても追加出来る状況ではなかったのだ。

冷めかけたバゲットに冷たいバター

もっとも贅沢な食べ物のひとつ

旨いねぇ

出ましたよ。やったー!
ガシガシ食べられちゃったけど、まぁそれも織り込み済みで

追い討ちを掛けるように漂う香りに、ガマンは良くないので
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能登塩のスコーン。バゲットで満足したらしくコッチはパスだって。
見ての通りのザクザクさん。まだ、じんわり熱い。まるで焼きおにぎり状態じゃないか!

ホテルを出るときから曇り空だったけれど、ここで遂に降ってきた。
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朝の雨を嬉しそうに受け止める百日紅にサルビア
本宅の玄関を彩る整列した朝顔の鉢たち。
昨日の蝉の抜け殻は葉の裏側だけが残されて

やがて雨音は静まり・・・蝉時雨が始まった。

ああ、なんというシアワセな夏休み。
この夏に二度も美味しいパンの在る場所を訪ねることが出来るなんて!
運を使いすぎなんじゃないかとすら思う。もしかして前借りなのか?

「ハーブティ、2煎目も少し薄いですが美味しくいただけますから、どうぞ」
満腹中枢を破壊する一言に
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「ガラムマサラのスコーンも食べていってイイですか?」
「はい、ありがとうございます!」
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カシューナッツがゴロゴロ、あくまでも粉が主役でスパイスは引き立てに徹する小粉塊。

お代わりのハーブティとスコーンの3分の1くらいはダーの元へ

納屋と井戸と手入れの行き届いた庭のある農家の御宅
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少しだけ宮崎の祖母のことを思い出した

一つだけ心残りだったのは、パンの取り置きはお願いしておいたものの
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本宅軒先に早朝は山ほど並んでいたはずのお野菜が、残り僅かになってしまっていて
ああ、昨日の朝のうちに買っておけば!と
トマトとピーマンだけは頂くことができました。

こちらの離れもカフェスペースとして利用できるので
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遥々訪ねても席待ち、ということは先ず無いかと。有り難い限り。
夏草に埋もれそうな手前のブロックが駐車スペースの車止め
昨日は気付かずに(恥ずかしながら)本宅前のスペースまでラパを進めてしまい
「そこでもイイよ~」とお父さんのご好意に甘えてしまったのです。
まぁお蔭で
「名古屋から来て下さったですねー」と声を掛けて貰えたのですが。
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ツキアタリってのは
歩いて
の意味ですよ。次回は間違えて突き進まないように。

ずっしりと重い想いの詰まったパンを大事に後部シートに座らせて
名古屋へ帰ってからがそりゃタイヘンで楽しい時間。その全貌はその3へ。
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