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西濃和菓子日和・その3 [agréable]

この日はとても怪しげなお天気で
晴れてはいるものの時折冷たい雨がパラつく一日だった・・・
でもそのお蔭で
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牧田川南岸から北側を望んでパチリ
目視ではかなり綺麗に虹のアーチを眺めることが出来ました♪
どうしてもこのアングルで撮りたくて高田橋を南進するべきところを右折して
全部が収まる位置を探して少しだけ寄り道してしまったよ~

次なる和三坊主さんからのミッションは

「養老きび羊羹」を食べたことがありますか?
養老にそんなお菓子があることすら知りませんでした
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濃尾平野の西端にある養老の滝
孝行息子が瓢箪に滝の水を入れると酒に変わって
病気の父が元気になったって伝説の
近鉄養老駅前にはこんな銅像もありまして、その奥に堂々お店を構えるのが
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きびようかん本家、って。そう、きびようかんだけのお店
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黄黍、寒天、白双糖、餅煎、そしてクチナシで色付け。奥の工房で作っているそうで
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この包装紙がまたイイなぁ~と思ったら
「このタテの白いラインは滝を表わしているのよ~」とお母さん
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もみじをあしらった黒文字袋のデザインまで素敵だったりして
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で、きび羊羹
薄く切るよりも少し厚みがあった方がより食感も楽しめるかな~
味わいそのものは地味、なんだけど何だか和む
こーゆーお菓子を訪ねるのは勿論好き!

そして最後のミッションは

お千代保稲荷の草餅かわしまや
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もう3人が絶対入りたがらない和菓子屋さんの要素がフルセット
なのですが

有力な事前情報に拠り次回お千代保さんに行くチャンスがあれば
こちらにも絶対寄ってみようと思っていたので望むところ
と、いうか和三坊主さんの情報量やっぱり凄すぎるんですけど~

先ずは看板商品の草もち
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おお、これなら大人気というのも頷けるね~
ちゃんとヨモギの風味があるし、やりすぎ感もなくどなたにも好まれる味だよね
敢えて(賃料の高い)参道に出店などしなくても、少し離れたこの場所でお値打ちな方が正義かも

でもこの後、きさ的アンモナイト級発見!!
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ゆずまんじゅうも1つだけ一緒に予約をお願いしてもらっていたのです
http://www.ogaki-tv.ne.jp/~yomogihouse/menu.html
webサイトを見て、もしかして・・・と思ったのですが
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材料表記を見て、コレはとんでもないお宝級のお饅頭か~
まさか手亡より前に備中白小豆とは!
大コーフン状態で包みから取り出すと、もう生地の感触で確信
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うわぁ、もうコレは生地が黄色に色付けされていなかったら上生菓子屋さんレベル
目を瞑って食べたら1つ540円する京都某店にも負けてない
それが税込み110円ですって!
「値段が値段だけに期待していなかったのにコレは凄いよ~」と和三坊主さん
「いやいやマグレ当たりですってば~絶対の自信があったらもっと予約お願いしましたしね。」
と言いつつもドヤ顔きさなのでありました♪

最後にアン パンさんを覗いてお願いしておいたPainたちをピックアップ
パンドーロには少し早いタイミングだったのが残念だったのですが
翌日の朝パン用に一つ和三坊主さんに選んでもらうと
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タルトフランベ、あーやっぱり一口貰っておいてイイですか?
と、ゲストの取り分を強奪してしまう’(だって大きかったし新顔だったんだもん!)酷い運転手だよ

濃尾平野の「濃」は「美濃」の濃だと意識したことが無く
「尾濃平野」ではなく「濃尾」であることに今更気付く
西美濃の地力を見せ付けられた一日だったのでした。

中1日挟んで和三坊主さんと行く東濃編へと続きます♪
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