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おまけの6月31日 [agréable]

ここまで並べるとナニが如何オマケなのか??ではありますが
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やっぱり水無月でしょう!右上の三角のですよ。
松寿軒さん&愛信堂さんの2色♪
せっかくだから両方とも2色で購入すれば良かったかも、などど言ってはイケマセンな。
水無月だけの写真を撮り損ねたのだけど、小豆の色合いからしてそれぞれ違って
生地はどちらも葛入りの外郎、という上生菓子屋さんの王道スタイルでした。

葛焼き4点盛りが叶うとは贅沢やねぇ~
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上左から時計回りに鍵善さん、亀末廣さん、末富さん、則克さん
焼きが一番はっきりしているのは末富さん(でもサイドは乾く程度)
末廣さんのずっしり感が際立っている(ほぼ立方体?)
鍵善さんは白粉多めで祇園嬢スタイルなのか??
重なる焼き印が美しい則克さん
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断面を見るとさらに違いが判ります。
餡の晒し具合、葛の風味の立て方、食感のバランス
もうね、好みの問題というレベルでしかないので
どれをいつ食べても美味しいことに変わりは無いのですが
一緒に食べると違いが判って葛焼きの奥深さを楽しめる、という
確認作業でもあり、とても楽しい時間でもあり。


春の陣で全員唸った塩芳さんなので特別に3つ
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しかも地味子ばかり選びたくなる病なんだよ。
こっちバージョンの包装紙も風格漂いますなぁ~
道明寺のキメ細やかさにうっとりしつつ
葛まんじゅうの葛の香りに今まで感じなかったことを感じたり

春の陣とほぼ同じ夕刻だというのに
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10時開店高島屋納めと13時調製ではこんなにも違うのか!
レアな白に緑彩色の葛焼き前(コレを焼いたら葛焼きと仰っておられた)
細かく崩した錦玉を散らした紫陽花きんとん
そして、薔薇ですよ。なんとまぁモダンで意外な(もちろん美味ですが)
こーゆーのがお好みの先生も居てはるんかなぁ。

水羊羹を枕のように並べるの図
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笹巻きの塩芳さんと桜葉の愛信堂さん
これがですねぇ、見た目+触感と実際に食べた時のギャップがあって
とっても面白かった!葉の選び方からお菓子は始まっているのですな。

贅沢三昧の証として紙袋を並べてみる
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白袋に小さなシールだけ、というシンプル派もいらっしゃるけど
遠目で見てもすぐに識別できる美しい意匠たち。
もちろん
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包装紙然り。大切な使者としての役割を担うお菓子たちには
それに相応しい衣が必要なのよ。
開けて召し上がる方が笑顔になりますように、と。


秋の京の隙間を埋めるパズルのようなミッション降ってきたから
夏の間に汗をかきかき練ってみましょ。どうなることやら??

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