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東濃和菓子日和・その1 [agréable]

和三坊主さん秋の特別授業後半は栗を求めて

先ずは栗きんとんで全国区になりつつある中津川へ
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駅前ロータリーの駐車場にラパンを残してにぎわい特産館に立ち寄りまして
色々なお店の栗きんとんをバラで買うことが出来るのです
で、ココで買ったのは1粒だけで←後半で登場します

毎週末入荷するキュルティヴァトゥールさんのパンを
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サクサクっとカゴにいれまして

加子母や付知など近郊の農産品もあったので
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キク芋を買ってみた、けれどやっぱりチョッと苦手かも・・・

それよりも隣のブースで気になるモノが
「すぐそこの本店に行けばバラで買えるよ~」と和三坊主さん
それじゃあ行ってみよう、とラパンで駅前の通りを進みまして
すやの工房を横目で眺めつつ、その先にあるお饅頭屋さんへ

恵那饅頭という酒饅頭だけで勝負している二葉軒さん
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中に入るとふんわり香りが漂ってきます♪こちれの奥で作ってるのね~
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次々とお客様がまとめて買っていかれます
「2つだけください~」
どうしようかと迷った和三坊主さんも
「5つ包んでもらえますか~」←今月2回目って凄すぎ!
まだ午前中はふんわか温かな酒饅頭

ああ~早く食べたい!

次は新杵堂さんだったね、とラパンを発進させると










ミラー越しに思わず叫ぶよ~

そりゃね、このベストタイミングな酒饅頭を食べるなら今でしょ
でも
ヒドーイ!こっそりフライングしちゃうなんて!

と、言うことで我らも
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ふふふ、栗も美味しいけど小豆ってやっぱり美味しーね!
生地と餡のバランスが最高ね~

そして新杵堂さんへ
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栗粉餅を目指してやってきたのだけど、何故かレモンケーキも買ってしまう

で、直ぐ栗粉餅は食べる!
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栗粉がポロポロになって食べにくいのが難ですが
素朴な味わいで美味しいの。栗きんとん以上に足の速いお菓子です。
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生地にちゃんとピールが入ってホワイトチョココーティングのレモン
もう一度食べて確認したいところ

旧中山道沿いの川上屋にも寄りました
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大昔に一度訪ねたきりですが、その時からずっと頭の中に引っかかっていたことを確かめに・・・

栗のお菓子が居並ぶ店内でそれらには目もくれず
隅に置かれたガラスケースへ
「この大きさで1000円って高いでしょうか?」
「そんなことないよ。むしろ安いくらいじゃないかな。」

意を決し
「すいません、この○○○○のお日持ちはどうですか?」
「3日間です。」
え?
3日とは何と短い!
でも今回じゃないと食べきれないかも・・・
「では1本お願いします。」

次から次へとお客様が栗の菓子をお買い物されていかれますが
きさの注文の品はなかなか帳場に出てきません

・・・もしかして?

うわー!これ、凄くイイ展開なんじゃない!?

と、言うことでお店を出たら我慢できない
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とってもスリムな箱に卵、砂糖、小麦粉、米飴、蜂蜜という材料表記
そう、カステラですとも♪注文を受けてから切り分けてくれるなんてステキ♪
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コレはですね~
きさ史上最も軽いカステラです!底にザラメもない
それより何より、手で触れてもベタつき感が無い!
「パンの代わりに朝ごはんになりそうだね。」
そうそう、そんな感じです。さすがはマリーアントワネット
ではなく和三坊主先生!
栗菓子を無視して買ったカステラが大当たりで大満足♪

そしてその後30分くらい・・・ラパンは大変な目に遭う羽目に
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もうウサギがイノシシになるんじゃないの??って展開の末に着いたのに
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お店だけ覗いて何も買わず後にするのでした。
まーなんとなく予想はしていたし、一度は行ってみるべきかなーと思って出掛けただけだし。
だけど今回の訪問店で一番賑わっていたお店だったんですよね。
なるほどー、こんな感じがウケるのか~って。

そんなこんなな話をしながら和菓子全国行脚の原動力のヒミツを伺いつつ
次なる栗の町へと移動します~
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羊羹いろいろ [いただきもの]

和三坊主さんから名古屋入りされる前に立ち寄られた栗の町で

栗蒸し羊羹はやっぱり秋の味
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だけど日持ちもあまりしない、ということでご相伴に与りまして
十分に美味しい栗蒸しだったのですが
少しやわらかめの生地なので(なんだったら1本でもイケますが)
栗の食感とのバランスがムツカシイね、と

この辺りなら中津川とか恵那の名前が挙がるのでしょうけれど
まさかそんな隠れ里があるなんて!とビックリのエリアで
来シーズンは新東名で出かけたいね~とラパンで盛り上がるのでした♪


そして非常に貴重な小城羊羹!10月の遠征でお求めになられた
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現在はもう廃業された元祖小城羊羹の味を引き継ぐ岡本為吉本舗
営業日が少なく予約も非常に困難、もちろん催事なども一切無い
そんな貴重な羊羹を
ずぅずぅしくも1棹丸ごと頂いてしまいました!
断面写真のデータが壊れてしまった・・・綺麗な赤です
小豆の色はドコ行ったんだ?な位の色で(てっきり白小豆か手亡を使うものだと)
やわらかめの餡を少なめの寒天で固めてあるみたい
見た目も羊羹ちっくじゃないのに食感も然り・・・食べ易いんだけどね。


美濃遠征の中日に名古屋でお求めのモノも幾つか

気になっていた味噌松風@西別院長寿園さん
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桜山長寿園さんとの関係まで気になるコトをキッチリ調査して下さって流石!
両店の立地の違いがそれぞれのお菓子の雰囲気に表れてるね、と
もう完全に好みの問題ですもんね~
今度は両方を並べて食べて確認してみたいところ♪

コレはビックリの利休まんじゅう@鳴海・菊屋茂富
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まさかそんなエリアまでチェックされていたとは!
そして、とても好ましい佇まい。思わずナイフで断面を
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うわぁ~~イイね!こし餡を黒糖羊羹でコーティング
餡子の塊ぢゃん、と思われそうだけど、綺麗な晒し餡の風味が黒糖にマッチします
地味だけど和菓子好きな方には絶対ウケそう♪

菊屋さんでもうひとつ美しいお干菓子
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柳に燕の意匠がとても美しい~写真酷いんだけど、現物は綺麗ですよ
webサイトには波に千鳥もあるみたいですが(芭蕉の句にちなんだものでしょう)
旧東海道を歩いて旅する人が居るなら是非と言いたい!


もうコレはびっくりのお干菓子もうひとつ
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まさかあんなところに公共交通機関で行ってこられたとは!
珍しいうるち米を使った落雁なのだけど、こちらの意匠もなかなか雰囲気ありマス。
中の餡子との一体感も良かったな~

たくさんたくさんゴチソウサマでした★
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あと2ヶ月半 [お知らせ]

Freibacker SAYA(フライベッカー サヤ)さんで
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サンドイッチとハーブティやら中国茶をいただくのが土曜日のお楽しみ
だったのですが

2018年2月末で現店舗での営業を休止され
2019年春からは三重県いなべ市に移転再オープンされるご予定だそうです。
その頃には高速道路のアクセスも今よりも更に良くなっているでしょうね。
この冬が名古屋での最後の冬になるのは寂しいけれど
どんなステキなお店になるのか、とっても楽しみ♪

で、三重いなべと言えば

東員町の月乃舎さんが半年ぶり?に名古屋高島屋地下1階
和菓子weeklyコーナーに登場されるそうです。
13日から19日までの1週間、クリスマス気分の上生菓子が
色々並ぶそうですよ★☆★
17日に三重まで行かなきゃと思っていたところだっただけに
あまりのタイミングの良さにビックリ!
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西濃和菓子日和・その3 [agréable]

この日はとても怪しげなお天気で
晴れてはいるものの時折冷たい雨がパラつく一日だった・・・
でもそのお蔭で
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牧田川南岸から北側を望んでパチリ
目視ではかなり綺麗に虹のアーチを眺めることが出来ました♪
どうしてもこのアングルで撮りたくて高田橋を南進するべきところを右折して
全部が収まる位置を探して少しだけ寄り道してしまったよ~

次なる和三坊主さんからのミッションは

「養老きび羊羹」を食べたことがありますか?
養老にそんなお菓子があることすら知りませんでした
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濃尾平野の西端にある養老の滝
孝行息子が瓢箪に滝の水を入れると酒に変わって
病気の父が元気になったって伝説の
近鉄養老駅前にはこんな銅像もありまして、その奥に堂々お店を構えるのが
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きびようかん本家、って。そう、きびようかんだけのお店
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黄黍、寒天、白双糖、餅煎、そしてクチナシで色付け。奥の工房で作っているそうで
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この包装紙がまたイイなぁ~と思ったら
「このタテの白いラインは滝を表わしているのよ~」とお母さん
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もみじをあしらった黒文字袋のデザインまで素敵だったりして
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で、きび羊羹
薄く切るよりも少し厚みがあった方がより食感も楽しめるかな~
味わいそのものは地味、なんだけど何だか和む
こーゆーお菓子を訪ねるのは勿論好き!

そして最後のミッションは

お千代保稲荷の草餅かわしまや
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もう3人が絶対入りたがらない和菓子屋さんの要素がフルセット
なのですが

有力な事前情報に拠り次回お千代保さんに行くチャンスがあれば
こちらにも絶対寄ってみようと思っていたので望むところ
と、いうか和三坊主さんの情報量やっぱり凄すぎるんですけど~

先ずは看板商品の草もち
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おお、これなら大人気というのも頷けるね~
ちゃんとヨモギの風味があるし、やりすぎ感もなくどなたにも好まれる味だよね
敢えて(賃料の高い)参道に出店などしなくても、少し離れたこの場所でお値打ちな方が正義かも

でもこの後、きさ的アンモナイト級発見!!
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ゆずまんじゅうも1つだけ一緒に予約をお願いしてもらっていたのです
http://www.ogaki-tv.ne.jp/~yomogihouse/menu.html
webサイトを見て、もしかして・・・と思ったのですが
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材料表記を見て、コレはとんでもないお宝級のお饅頭か~
まさか手亡より前に備中白小豆とは!
大コーフン状態で包みから取り出すと、もう生地の感触で確信
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うわぁ、もうコレは生地が黄色に色付けされていなかったら上生菓子屋さんレベル
目を瞑って食べたら1つ540円する京都某店にも負けてない
それが税込み110円ですって!
「値段が値段だけに期待していなかったのにコレは凄いよ~」と和三坊主さん
「いやいやマグレ当たりですってば~絶対の自信があったらもっと予約お願いしましたしね。」
と言いつつもドヤ顔きさなのでありました♪

最後にアン パンさんを覗いてお願いしておいたPainたちをピックアップ
パンドーロには少し早いタイミングだったのが残念だったのですが
翌日の朝パン用に一つ和三坊主さんに選んでもらうと
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タルトフランベ、あーやっぱり一口貰っておいてイイですか?
と、ゲストの取り分を強奪してしまう’(だって大きかったし新顔だったんだもん!)酷い運転手だよ

濃尾平野の「濃」は「美濃」の濃だと意識したことが無く
「尾濃平野」ではなく「濃尾」であることに今更気付く
西美濃の地力を見せ付けられた一日だったのでした。

中1日挟んで和三坊主さんと行く東濃編へと続きます♪
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西濃和菓子日和・その2 [agréable]

せっかくなので少し寄り道してみませんか?と提案したのは美濃赤坂
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いきなり現れた弁柄風の壁の十六銀行赤坂支店
昨年改装されたばかりだそうですが、ここにも美濃赤坂のヒミツがあるそうで・・・

先ずはちょっと気になった金生堂という和菓子屋さんへ(写真撮り忘れたよ)
こちらの若ご主人?に美濃赤坂の町にまつわる重要なお話を伺う事が出来て
俄然お散歩が面白くなったのです♪

「その先の路地が雰囲気がありそうなんだけど~」と和三坊主さん
ストリートビューで準備万端チェックされているのデス
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なるほど趣の在る通りです・・・が、三人ともが不思議に思う景観が
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蔵にまでびっしりと板張りがされています
しかも端々に下向きの金具に支えられた細い木材、果たしてコレは?
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そのお向かいのホンモノの弁柄塀の御宅を見て
「コレが赤壁か!」と
そして最初に注目した長い長い板張り塀の御宅に正面に廻ってみると
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「うわぁ~~なんじゃこりゃ!」
まるで花御殿と言ってもイイんじゃないかと思うくらいの立派なお屋敷
重厚な瓦、雨どいや瓦飾りはふんだんに銅、馬に乗ったまま入るの?って高さの門
「もしやこの御宅は・・・?」掲げられた表札を見て
「やっぱり!」と見合わす三人

続いて赤坂港跡まで歩いてみました。港と言ってもモチロン川港
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こちらは明治初期に建てられた警察建物を復元した建物だそうで
中は資料館になっていてボランティアのおばちゃんに勧められるまま見学すると
「ふふーん。」「なるほど。」やはり最初の金生堂さんの話が鍵になってる。
ここでの収穫は最初の十六銀行赤坂支店はかつて赤坂銀行であったこと
赤坂銀行の創業には赤壁の豪邸竹中家とそのお向かいの一番の名家矢橋家が大きく関わっていること

そして、金生堂さんの屋号の意味もココで納得
おばちゃんに「アンモナイトここにあるでしょ」と言われて入り口の床石を見ると
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ああ~ホントだよ!大昔ココが海であった証、この石がどこから来たのかといえば
伊吹山地南東端に在る標高217mの金生山
この山こそが美濃赤坂の肝心要のお宝の山
大理石、石灰岩の掘削が現在も行われていて周辺にはプラントが幾つもあり
掘削現場はさながらピラミッドかマチュピチュのようで
いげたやさんからの道中はその光景が気になって仕方が無かったの

石灰といえばセメントの原料、セメントはコンクリートの材料、というくらいの認識だったのだけど
石灰は製鉄に欠かせないものなのだとか
そして大理石は国会議事堂にも使われるほど良質なものが採れるそうで
なるほど、そりゃ銀行だって興すし鉄道だって引いちゃうわ

美濃赤坂がかつて(いや今も)いかに財があるのかを見せつけられた感
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そしてこの地は中山道の宿場町であり谷汲街道と養老街道の基点でもあり
このお向かいには先ほどの御殿の矢橋邸と
その周辺には分家された御宅があちらこちらにあったのです

そうそう、最初に気になった板張り塀のヒミツはというと
資料館として公開されている清水家住宅で案内をされていた方に教えてもらうことができました。
ベースは土壁造りになっていて火事の際には楔(くさび)を外し一気に板を下に落とす
ということなのだとか。なるほど。

ラパンに戻って少し南にある美濃赤坂駅へ
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鉄道ファンには有名な駅らしいですが、確かに風情満点ですよ
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かつては窓口だった場所は閉じられ
現在は無人駅なので車内で切符を買うことになってるみたい
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数時間電車が来ない時間帯も有りますが(^^;
セメントを運ぶ西濃鉄道の駅も兼ねていて駅舎にはキチンとお花も活けてありました

誰も居ないベンチで
先ほど買った金生堂さんの栗きんとんと銘菓あかさかを食べてみようと
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正直恐る恐る原材料表記を確認すると・・・お!すごい!!ヘンなモノ入ってないよ!!
栗と砂糖だけの栗きんとん
店頭の冷蔵庫に入ってたので大丈夫かと心配だったけど薄紙の内側にビニールで包んであったので乾燥していることもなく、ちゃんと栗の味♪
そして地元の山「金生山」を表した「郷土銘菓 あかさか」は皮に白ごまを練り込み、こしあんを包んで焼いたお菓子
どちらもお土産おやつお菓子として貴重なものなのでした♪

・・・帰宅してから激しく後悔したのは
お茶屋敷跡ぼたん園に立ち寄るべきだった、と
寒牡丹の咲くうちにまた訪ねたい!

ラパンは養老街道を進み次なる目的地へ~続きます♪
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西濃和菓子日和・その1 [agréable]

春のお彼岸に続いて和菓子界の水戸黄門(と勝手に今から呼ぶことに)和三坊主さんをお迎えしての特別授業
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稲刈りも終わった田んぼを行く樽見鉄道
を見に来た訳ではなく更にその先の池田町へ
名前は聞いたことはあるけれど、出かけるのは初めて
最初の目的地は肉桂餅本舗(にっきもちほんぽ)いけだや
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池田町にあるから「いけだや」かと思っていたけど「井桁屋」ってことみたい。
道中お店の電柱看板を拝みながら着くパターンは得意じゃないけど
ご主人のblogが面白すぎて
http://www.igetaya.jp/archives/5446
日食を追いかけてアメリカまで遠征しちゃうなんて素敵すぎる!
それを許すお店はきっと良いお菓子屋さんなんだろうと
そして美しい日食の写真はちゃんとお店に飾ってありました

「肉桂餅3つ、と純栗羊羹1本下さい。」
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小さな紙袋にコロンコロンコロンと3つ入れただけ、って好感度高すぎ
(モチロンお遣い物用の紙袋はお店の雰囲気にピッタリのデザイン)
さて、肝心の肉桂餅は・・・原材料は真っ当なものだけなので安心して口に入れると


お!
お!!
コレはニッキ好きにはオススメできるお菓子だね!と、三人一致
こしあんをニッキ風味の求肥で包んでありますが、なかなかパンチがあります
ふるさと納税で選ぶことも出来るようです(お日持ち4日)
純栗羊羹は・・・まだ開封出来てない状態で・・・すいません。

きさリクエストで続いては大垣の田中屋ファクトリーショップへ
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昭和感満載だったバイパス沿いの工房直営店が可愛くリニューアル
日曜定休なので今回是非と思っていたのです
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しかもダリケーのカカオニブとフランス産マロンペーストを練りこんだ栗とカカオ
催事用に用意した商品だそうですが1箱お願いしておいたのです
もちろんコチラも原材料は真っ当なモノだけですから安心して食べられます
味噌無しバター入のマロンせんべいは洋菓子テイスト
もっとカカオニブは入れて欲しかったかな~

レジ横で「まつほ!」←三人ともお気に入りのキャラメル味噌せんべい(名古屋高島屋で販売ちう)
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何て可愛いカレンダーなんでしょう!おもわずパチリ。
暖簾の大きなペンチ×満月みたいな道具がお煎餅を挟んで焼く型なのです。
店内は試食もいっぱいで明るい雰囲気。目の前でお煎餅が焼けるのを眺められますよ♪

ちょうど良い時間になったのでラパンで5分のダリオールへ。オール予約席でビックリさ。
洋菓子を召し上がるのは久々、と仰る和三坊主さんが注目されたのは
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ガトーバスクマロン、やっぱりそう来ますか!
お味は満足でしたが・・・夏に感じた違和感はそのまま積算
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ファンテジーと
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ロカマドゥール、な。

そのまま引き続いて
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キッシュプレートのランチと
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グラタンのランチ(どうやらスープ忘れられたみたいだけど寧ろ助かった)
困ったくらいに炭水化物過多(クロワッサンは持ち帰ったけどマカロニサラダはゴメンなさい)
3人で分けてもかなり量が多かった・・・トドメは
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ランチデザートはシフォンケーキ(以前はプチガトーがそのまま1つ出てきてたらしい)
洋梨だけ食べてシフォンは2口でギブアップ。アイスも申し訳ないけど仕方が無いのよ。
このボリュームが判ってたらランチは1食分にしたんだけどね。
最後に保険で2口残しておいた栗バスクで〆。
ランチタイムは非常に込み合うので外して出かけるのが良いみたいです。

もちろん今回もお隣でお買い物して(棚橋牧場の牛乳また買っちゃった)
次なる目的地へと・・・続きます。
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チョコハジメ [いただきもの]

と、言うことで
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びっくりした2017秋なのですが
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これね、
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まんま箱に入ってるだけだったり
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あーあと3本欲しい!ってか独り占めしたかったかも。

おお、再会する日が来るとは思わなかった~
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チョコとキャラのギャップ差が激しいゲルレ

まさかコレが来るとは
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懐かし過ぎる箱に思わず頬が緩みます♪
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品の良い厚みのプラリネのボンボン★
今年は日本のサロショにも登場するらしいですけど
まぁ恐ろしいお値段なんでしょうね~

タブレットたちはまだ眠っておりまする。いつ食べよう?
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小久保@末盛 [週末のこと]

「誕生日だったよね?お祝い酒ね。」
金沢・福光屋の黒帯から始まりまして
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「お昼はどっか行ったの?」「前夜飲みすぎて大人しくしてました・・・」
ダー母さまに(多分)呆れられつつ

冬の夜は温かい一口から。八方小鉢の手前には「福」の文字
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こんがり香り高い焼き胡麻豆腐。ちょっと白子に見えなくもない?

華やかな鶴のお椀を開けると
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蟹たっぷりのふわふわ真薯に羅臼昆布の香り。なんとも贅沢。
「カツオが前に出るようじゃイヤらしいでしょ。」「そうですね、ホント。」

お造りは末廣の器
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ジュレでサラダ仕立てにしたタコ、タイ、ぶり。
「ついつい買っちゃうんだよ~コレ新しいのだよ。」
え?なんか見え覚えあるような??
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すぐ上のなんて何がどう違うってのよ??ニュアンス一緒じゃん。
「大将、もうビョーキですってば!」「コレしか楽しみ無いんだもーん」

八寸にも水引をあしらって
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おひたしですらプロの味にはダー母さまもご満悦
タコのやわらか煮、厚焼き玉子、鯖棒寿司、柿きくらげ白和え、もろこの南蛮漬け
小ぶりのもろこは全く骨も気にならずとても美味しい

初めて牛肉登場!八寸をいただきながらも厨房からの香りが気になってたの
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とちぎ牛に葱をたっぷり添えて。ダーは2皿分お肉食べて満足みたい。

鰆の西京焼きに続きます
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大徳寺納豆を添えるのがコチラ流。ゴハンが欲しくなるところで
ミニお赤飯が嬉しいのだ~

もうお腹もかなり苦しくなってきたなぁ
ダー母さま、大丈夫かしらん?

ん?こんな器なの??
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かぶら蒸しでした。無理して全部食べなくても大丈夫ですよ~
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と、言ったものの見事完食。わさびが利いて箸が進みます~

もう食べられないカモ・・・と思ったのも束の間
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三人ともそれぞれの分担をすっかり食べてびっくり

甘味までキッチリ自家製だから
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いちご入りアイスと黒蜜ゼリー
アイス2個とゼリー1個半食べちゃいました。ふぅ苦しい。

少し奮発して静かな夜の小久保さん、とても贅沢な夜でした♪
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今年もサンキュ★★ [いただきもの]

少し早い木曜日、どうやらメインはオカシじゃないぞ?と思ったら
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何もかもお見通しなのか!と怖くなるくらいのチョイス
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さっそく胡椒は使わせていただきました♪
偶然にも今年は山椒塩水漬けを作ってみたのだけど
似てるかも~~
いやいや、本当はこの胡椒の方がずっと上品で美味しいんですけどね。

イタリアからやって来た子たちの経由地にもビックリなのでした。
ゆっくり大事にいただいきますね~

そして日曜日

あ、あのですね・・・
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お重じゃないんだから~~~~~~
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いつも唖然とさせられてしまうけど、今回もまた然り
川口ジャンドワゾー三つ巴♪
濃厚なモワルーショコラには贅沢なオレンジ
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しっかり冷やしてカットするべきだったのか、、、モロモロになっちゃったのよ。すまん。
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アーモンドたっぷりのパンドジェンヌ
確かに材料表記の一番がアーモンド、そしてバター、卵、小麦粉、砂糖と続きます
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ド迫力のグルノブロワ!キャラメル部分もサブレ生地部分も凄く厚みがあるでしょ
こりゃ食べ切れるのだろうか??とチョッとだけ心配になったのだけど

驚くほど食べ易い!

切り難いことは否めないけど、ガシガシ齧って食べてもイケるんじゃないか?
って思えるくらいパクパク食べられちゃう美味しさ★
ちょうどイイ具合にキャラメルがサンドされていて、いやはや凄いぞ~

と、言うことで食べ過ぎ決定。ごちそうさま!!
・・・何故だか今年に限って両方の荷物にアクシデントがあったのよね。
クロネコさんも忙しいんだニャ~
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12月2日が [週末のこと]

土曜日に当たったんだからHENRIOT BRUT SOUVERAINで乾杯
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誕生日が二日違いのオカシなコンビ
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バニラ香る大腰曲がり海老のコンソメにカリフラワーのスープ
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胡麻に載せられた白子のフリット
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麻の実を巻いたミニクロワッサン、ローズマリー、ひよこ豆の甘いの、米粉のバゲット
デュカ入り、海老味噌入りバターで食べ過ぎないように

古賀シェフのスペシャリテ前菜
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雲丹のラザニア ベシャメルのエスプーマ
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美しくて美味しい冷たいラザニアと一緒に

可愛いコウノトリのアルザス
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Frédéric Mallo Special Delivery Gewürztraminer 2012
ライチの香りが優雅なお皿に合うのです

温かい前菜は更に大腰曲がり海老
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椎茸テリーヌにポルチーニのパウダー

またアルザス?と思ったらお隣ドイツからWeingut Tesch (ヴァイングート・テッシュ)
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Lohrer Berg Riesling Qualiteaswein Trocken 2011 ローラー ベルク リースリング トロッケン Q.b.A.
すっきりだけじゃない知ってる味の一段半上のリースリング

お魚料理は三河湾ひげ鱈のポワレ 焦がしバター
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ブランタードの小さなコロッケと揚げた大根

やっぱり白の王道はシャルドネなんですねぇ、ということでムルソー
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Nicolas Potel Meursault 2008
「嬉しいけど(お財布)心配ですけど~」
「最初の2本で抑えてますから(^^)」と流石完璧なサーヴィスマン三輪氏
グラスの向こうにチラっと映り込んでいますが、トレードマークのシルクのブローチ
ネクタイ、カフスも葡萄色、シャツの袖口ネーム刺繍がマスカットグリーン
お隣テーブルのワイン会の美魔女の皆様が彼を囲んで写真撮るのも当然です。

で、肝心のムルソーのシャルドネは
デザートにまで引っ張って飲んでしまう
だってね

お菓子の香りがするんだもの!
(後でワインのサイトを見るとこれはバター香、というらしい)
こんなお菓子どっかにあるよね~クンクン
ってずーっとグラスと遊んで

壁を隔てた(ドアは半開き)向こうの広間で(コッチは個室なのよ♪)
「DRCを・・・」って洩れ聞こえてくる恐ろしいお貴族様たちの御様子も含めて
非日常感だねぇ~

牡蠣とトレビスで包んだ蝦夷鹿のロースト
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栗のソースというかペーストと一緒に
そこへブルゴーニュとボルドー両方持って来る(でも飲む)
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Dom. Taupenot Merme Gevrey Chambertin(ドメーヌ・トープノ・メルム ジュヴレ・シャンベルタン)
ピノ・ノワール(間違えました・スイマセン)と
Ch. Tayac Plaisance(シャトー タイヤック プレザンス)
こっちはMerlot (メルロ), Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン), Petit Verdot (プティ・ヴェルド)
なかなかココまで重たい赤を飲む機会もないのだけど
間違いないトコでなら問題無い(飲みすぎは問題だけど)
けど、楽しい範疇に体力が追いつかない現実がねぇ・・・ふぅ。

そしてアニバーサリーなので
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カジノ仕立てのさっぱりしたチーズケーキ
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思いかげないプレゼントは嬉しいもの。ありがとうございます。
(方や全く女子力無いんで・・・カタジケナイ)

甘いモノが続くので先にお茶を用意してくれるのは有り難く
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ハーブティ、フレーバーティが3種ずつ用意されていました。
挙げてもらったなかで選びたくなるものは間違いなく重なる我ら
「ヴェルヴェンヌとオペラ」
食いしん坊コンビはどこまでも
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シュガーポットの横に添えてある亀の中身が気になる訳で
「ノンカロリーシュガーです。一粒でお砂糖1つと同じくらい甘いです」と若いソムリエくん
てっきりフ○スクとかの類かと思ったのだけど二人ともモチロン口にしたことは・・・ない
こーゆーのは無理、というポイントも一緒なんだから

奇跡だねぇ
今のご時勢同じ趣味嗜好の人を探すのは難しくないかもしれない
でもリアルで憧れていたその人が
まさか自分以上の稀有なる食いしん坊だったとは

デザートへ
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梨とグロゼイユの小さなピザ。本気の熱いの。

グランデセールは
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柿と赤ワインのタルト アプリコットのソルベ添え

恐竜のタマゴにはミニャルディーズ
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パッションキャラメル、マカロン、オレンジピールの入ったギモーヴ、葡萄飴掛け
黒い粒は竹炭のアーモンドダイス

とても素敵なレストランです。
去年も書いたけど、やっぱり素晴らしい。
本当にスマートなサーヴィスとはお高くとまっているのではなく
お客様がいかに楽しく過ごせるかに心を配ることなのだ、と
Le Restaurant Shinji Koga
奮発して出かける機会があるのならば、是非。

半分酔ったままの状態だったのかトンデモ間違いに7時間後に気付きソッと訂正。
気付いた方は冷ややかに笑って下され~
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